病害虫に対する薬剤散布について

庭や にしむろでは基本的に樹木の病害虫対策としての薬剤はなるべく使わないような管理方法を提案させて頂いております。

なぜ薬剤をなるべく使わないような管理方法を提案させて頂いているのか。
理由は他の生態系、土壌、人体への影響を考えています。アレルギー体質の方、化学物質過敏症で苦しんでいる方もいらっしゃいます。鳥が庭にくるからまかないでほしいというお客さまもいらっしゃいます。植木が病気になった、虫が出たからとりあえず薬剤散布というのは当然の流れなのですがどうして虫がでたのか、なぜ病気になったのかという根本的な原因と対策をまずは一緒に考えてみませんか。

確かに薬剤には即効性がありますので、その場所、その状況により緊急性が高い場合は現場に応じて判断させて頂きます。そのような現場以外で必要以上の薬剤散布はお客様のご要望であってもお断りさせて頂く場合がありますのでご容赦ください。

除草剤につきましても同様で他の生態系や土壌、人体への影響を考慮し基本的に使用しません。除草剤を使わないような管理方法を提案させて頂いてます。

施肥について
化成肥料は使用せずなるべく有機系のものを使用する事を提案させて頂いております。化成肥料は即効性があるので施肥直後から目に見えて効果がわかるので一見良いと思うのですが、長期に渡り使用していると、木や土壌が疲れていってしまいます。有機系は逆ですぐに効果がわからないかもしれませんが、長期的にみると、少しずつ少しずつ効いてきます。自然なものなので土壌にも優しいです。

お子様がいらっしゃるご家庭やペットを飼われているご家庭の方も不安に思われると思います。小さい子は何事にも好奇心旺盛です、樹木に触ったり、引っ張ったり、垣根をくぐったりしたりします。わたしも2児の父で子供の行動にいつもハラハラしています。なるべく安全、安心に維持管理できるように考えております。

また、わたし自身野菜を育てたり、果樹を栽培しています。
最初は一般的な教科書通りのやり方で化成肥料を使ったり、優しい農薬を使ったりしていましたが、年々経験と勉強をしていく中で現在は農薬は使わず、化成肥料は使わず有機のものだけ使用しています。

なるべく安全、安心で自然に近く、長い目で見て緑の維持管理ができるような方法を、あの日から考えています。

【あの日とは、、詳細はこちらから】